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Safronova, U. I.*; 左高 正雄; Johnson, W. R.*; Safronova, M. S.*
JAERI-Data/Code 2001-022, 60 Pages, 2002/05
原子番号z=10~100までの原子のアルミニウム様イオンのn=3のレベル間の可能な遷移についてのデータ集である。遷移確率,振動子強度等について図及び表にまとめた。データはBreit相互作用を含む、相対論的多体摂動法により計算したものである。
宮部 昌文; 若井田 育夫; 有澤 孝
Z. Phys., D, 39(3), p.181 - 187, 1997/00
ガドリニウムのレーザー同位体分離では、輻射寿命や分岐比、振動子強度などが重要な物理量となる。そこで、3段階電離スキームの第1,第2励起状態となる15000~19000cm及び32000~36000cmに存在する準位の寿命と、第1励起遷移の分岐比を、多段階共鳴電離分光法で測定した。寿命は40個の準位で測定し、報告値との一致を確かめた。分岐比はfds(D)J=2~6の基底項状態から励起する19個の遷移で測定し、寿命の測定値と合わせて振動子強度に換算した。得られた値の多くはユリスの報告値より大きく、コマロフスキや西村の報告値より小さい値になった。
西村 昭彦; 大場 弘則; 小倉 浩一; 柴田 猛順
Opt. Commun., 110, p.561 - 564, 1994/00
被引用回数:11 パーセンタイル:58.72(Optics)電子ビーム加熱により生成したガドリニウム原子ビームを用いて、レーザー光吸収法によりガドリニウムの振動子強度の絶対値を測定した。測定した遷移は6つである。既往の報告にも、これらの遷移について述べたものがあるが、それらの値はここで得られた値より1/2~1/3小さい。本方法は蒸気圧の低い元素の振動子強度の測定に効果的な方法である。
西村 昭彦; 大場 弘則; 小倉 浩一; 柴田 猛順
Atomic Collision Research in Japan, No.18, 0, p.78 - 79, 1992/00
電子ビーム加熱で生成させたガドリニウム原子ビームを利用して、レーザー吸収分光法によりガドリニウム原子の振動子強度の絶対値測定を行なった。原子ビームの生成には偏向型電子銃を用いた。光源にはリングダイレーザーを使用した。原子ビームフラックスは水晶振動子膜厚計でモニターした。振動子強度の絶対値を決定するためには、光吸収領域での準安定準位密度が重要であるため、原子ビーム速度をレーザードップラーシフト法により測定し、原子励起温度をパルスレーザーにより飽和させた共通の励起準位からのイオンスペクトルの強度比より求めた。
森 一夫*; W.L.Wiese*; 白井 稔三; 中井 洋太; 小沢 国夫*; 加藤 隆子*
At.Data Nucl.Data Tables, 34, p.79 - 184, 1986/00
被引用回数:21 パーセンタイル:73.13(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)TiVからTiXXIIの各イオンの波長、エネルギーレベル振動子強度、および遷移確率のデータを編集した。これらのデータは、高温プラズマの診断のために重要である。各種イオンのスペクトルの特徴が、一見して把握できるようにグロトリアン図としてまとめた。
石井 慶之*; 久保 博孝; 小沢 国夫
JAERI-M 83-240, 29 Pages, 1984/01
核融合プラズマにおける不純物問題解明のために必要とされる金属イオンの分光学的データに関する研究の一環として、FEXVのエネルギー準位及びAn=0、n=3-3遷移の波長と振動子強度の理論計算を行った。計算にはHartree-XR波動関数とSlater-Condon理論に基づいたCowanプログラムを用いた。結果は表及び図としてまとめた。文献調査による実験値は参考として表中に示した。
石井 慶之*
JAERI-M 83-034, 45 Pages, 1983/02
Mo多価イオンの中でFeの等電子系列の1つであるMoXVIIの電子配置3d,3p3d,3d4p及び3d4fに関係したエネルギー準位の計算を行った。計算の基礎は、Hartree-XR波動函数とスレータ・コンドン原理に置いたCo-wanの計算プログラムである。更に3p3d-3p3d,3d-3d4p及び3d-3d4f遷移の波長と振動子強度の計算も又実施され、それ等の結果は波長及びエネルギー図表として集録されてある。
森 一夫*
JAERI-M 82-078, 123 Pages, 1982/06
核融合プラズマに於ける不純物問題解明及びプラズマ診断を目的として、原子多価イオンの構造に関する原子分子データ収集を行っている。本報告は核融合開発研究の要請に合せた、TiV(アルゴン様)からTiXXII(水素様)迄の高電離チタンのグロトリアン図とその波長表を収録したものである。本図表の特長は垂直線方式をイオンの準位全体に採用し、図表を各イオンのエネルギー準位図であると共に、遷移の波長表としたことである。また付表中には波長、多重項、エネルギー準位値、強度、振動子強度、遷移確率、文献を収容した。